気付きマーケティング研究所

生活者意識の最新トレンドや、話題のビジネスモデルに対する気付きを発信していきます。

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団塊世代が65歳を迎え、全人口に占める65歳以上の比率が3割となりました。
このシニア世代という巨大市場を狙い、企業はさまざまな取組みをスタートさせています。
キーワードは「アクティブシニア」と「早朝」です。

流通業界では、イオンが総合スーパーや食品スーパーなど全国約1000店を対象に、開店時間を通年で午前7時にしました。併せて早朝割引などの特典も展開することで、シニア世代の取り込みを図っています。シニア世代は平日の朝方に来店する比率が高いこと、高頻度に来店する比率が高いことから、こうした“シニアシフト”をスタートさせたとのことです。

飲食業界では、特にファミレスの早朝戦略が活発です。ガストやすかいらーくでは朝食メニューを充実させ、ゆっくりと朝食を楽しみたいシニア世代の獲得を図っています。また、従来は500~600円台が中心だった朝食メニューに200~300円台を加えるなどの料金面での工夫も行っています。私も先日ガストに行ってみたのですが、早朝ゴルフ練習帰りの人達やご夫婦連れの方々で大変賑わっていました。

エンタメ業界では、ラウンドワンが全国99店舗で、土・日・祝日のみながら朝5時から8時スタートのボウリング早朝割をスタートさせ、シニア層愛好者の人気を呼んでいるとのことです。

また、私の友人がシニア世代向け商品のネットショップを運営しているのですが、聞いたところ売上のピークは朝の6時台だそうです。まさに“早朝に商機あり”ですね。

誰もが等しく持っている1日24時間という時間。しかしその密度や濃淡は生活者のライフスタイルや生活環境によって大きく異なります。今回ご紹介した事例は、シニア世代というターゲットのライフスタイル特性を踏まえた「時間の価値化」戦略だと言えます。

ここからアイデアを膨らませると、例えば深夜に働くシングルマザー向けの深夜保育園や、忙しいビジネスウーマン向けの夜間営業の美容院、英会話教室の早朝授業など、「時間を価値化」するいろいろなビジネスやサービスが考えられます。
皆さんも新しいビジネスモデルを考えるにあたって「時間の価値化」という切り口や視点で考えてみてはいかがでしょうか。そこに何か新しい発見やヒントが見つかるかもしれません。
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