気付きマーケティング研究所

生活者意識の最新トレンドや、話題のビジネスモデルに対する気付きを発信していきます。

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安くて・美味しくて・ボリューム満点!私達の胃袋の味方の代表選手が「牛丼」ですね。
日本の牛丼市場は「牛丼御三家」と呼ばれる吉野家・すき屋・松屋の大手3社でほぼ独占されている市場です。市場規模は大手3社合計で売上高は約3200億円、店舗数は約3800店舗という規模を持っています。(2011年度)

牛丼屋という業態はその性格上、なかなか差別化が難しい業態であり、そのため料金面での値引きキャンペーンなどを定期的に行い、需要に刺激を与えるという戦略に頼らざるを得ないという課題を持っています。しかし、こうした値引きキャンペーンの効果もそろそろ限界に来ており、直近の決算を見ても各社とも営業利益が大幅に落ち込むなど、厳しい状況となっています。

このように商品の類似性が高まり、価格の類似性が高まった成熟市場での次の戦い方は、サービス面(ホスピタリティ)での差別化を図ることなんだろうと考えていたとき、テレビのドキュメンタリー番組である大手牛丼チェーンの新規出店前の様子が紹介されていました。
スーパーバイザーが新たに採用したアルバイトのスタッフ達に「注文をとる時はお客様の目を見て!」とか、「商品を運ぶときは焦らず早足で!」といったサービス面での研修トレーニングを行っていました。俗に言う“涙あり・笑いあり”のドキュメンタリー番組でしたが、その番組内でハッとさせられる言葉に出会いました。

「私たちはこの牛丼1杯でお客様を幸せにしたいんです」

それは、スーパーバイザーに怒鳴られながらもなんとか開店前に一人前のスタッフに成長したあるアルバイト店員の言葉です。

私達はついつい自分が行っているビジネスの本質的価値を忘れがちです。このビジネスは何のためにやっているのか、どのようにして世の中の役に立とうとしているのか…
この一言がビジネスの持つ本当の意味、つまりビジネスとは誰かを幸せにすることであり、より多くの幸せの数を増やすことこそがビジネスを行う意味であるということを改めて気付かせてくれました。
厳しい経済状況だからこそ、焦らずに一旦立ち止まって自分のビジネスの意味を改めて問い直すことで、新しい方向性が見えてくるかもしれませんね。
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