気付きマーケティング研究所

生活者意識の最新トレンドや、話題のビジネスモデルに対する気付きを発信していきます。

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「ビジネスの本質とは何か」を気付かせてくれたお二人をご紹介したいと思います。

ひとりはステッキ・アーティストの楓友子さんです。
大学4年の時に交通事故に遭い、杖が手放せなくなった楓友子さん。
20代の彼女はお洒落をしたい年頃。しかしいくらバックや服でお洒落をしても友人から「そんな杖しかないんだ」と同情され、悲しくなったそうです。
確かに市販されている杖は高齢者向けの地味な柄や色ばかりで、お洒落とは程遠いものばかり。「杖とは頑丈で使いやすければ良い」という“常識”には、「お洒落な杖」という概念は入り込めなかったのでしょう。
そこで楓友子さんは「世の中に無ければ自分で作ればいい」と思ったそうです。
そして2011年11月に、クリスタルなどで飾り付けたステッキを独自ブランド「Knock on the DOOR(ノックオンザドア)」としてインターネットで販売するようになりました。
その結果、障害者や高齢者から「お洒落しての外出が楽しくなった」と好評を得ているそうです。

もうひとりは医師の藤元流八郎さんです。
4年前に医師用白衣専門店「白衣ブティック」を開業しました。
開業のきっかけは大学病院でファスナーつきの白衣を着た医師を見かけたこと。そこで彼は「激務の医師にとって、仕事に支障のない範囲のおしゃれはモチベーションを上げる小道具になる」と思ったそうです。
しかし、一般的に白衣は昔ながらのデザインが中心。ここでも「白衣はこういうもの」という“常識”が強く残っていたのでしょう。
意を決して自分で「白衣ブティック」を開業しました。店内には赤、黒、緑に、柄物や細身型…色も形も違う100種近い「白衣」が並んでいます。噂を聞きつけて、北海道や沖縄から買いに来る医師も現れたそうです。

おふたりに共通しているのは「手垢のついた常識にとらわれず」「なければ自分でやる」という強い意志です。そして、諦めていた人達のニーズを満たしてあげることで「新しい笑顔を生み出した」ことでしょう。

どんなに小さなビジネスでも、どんなに小さな変革でも、それによって笑顔になる人がひとりでも生まれるなら、それはとっても意味のあるビジネスなんだということを、おふたりのチャレンジによって改めて気付かされました。

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