気付きマーケティング研究所

生活者意識の最新トレンドや、話題のビジネスモデルに対する気付きを発信していきます。

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最近、女性のひとり旅が流行っています。
以前、出張で金沢に行った時にスケジュールに余裕があったので金沢城や兼六園などを観光したのですが、平日にもかかわらずひとり旅とおぼしき女性を何人も見掛けました。

そこで、30代40代の働く独身女性1000人にひとり旅に関するアンケートをしてみると、なんと6割の人達が”ひとり旅が好き”という結果になりました。

ひとり旅が好きな理由を見ると“自由気ままに行動できるから・一人のほうが気楽だから”という意見が上位に挙げられています。
また、”友達とスケジュールを合わせるのが面倒だから”という意見も多く見られます。

この結果から、働く女性のひとり旅にはどうやら2つの意識が働いているようです。
1つ目は、リフレッシュするためには周りに邪魔されずに自分なりの気ままな旅を楽しみたいという意識。
2つ目は、忙しい仕事の合間にやっと取れた有給休暇、友達とスケジュール合わせしているうちに流れてしまうくらいなら、とっとと一人で旅に出かけた方が良いという意識。
いずれも忙しく働いている大人の女性ならではの意識ですね。

こうしたひとり旅ニーズの高まりには、女性のワークスタイルの多様化、旅行価値観の多様化、未婚女性の増加という社会的現象がその背景にあるのだと思います。

昔は「女性のひとり旅」というと、お宿の人から変な心配をされてしまったりして、泊まることもできなかった時代がありました。(笑)
でも最近では、こうした女性のひとり旅ニーズの高まりを受けて「おひとり様大歓迎!」のプランを出しているお宿も増えてきています。

ちょっと有給休暇が取れたときに、自分の好きな場所に気軽にひとりで旅に出る、そんなひとり旅ブームはまさに現代の働く女性のライフスタイルを象徴しているものではないかと思います。

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私は仕事柄、ビジネスで成功した経営者やトップセールスマンの方々を取材する機会が多くあるのですが、彼らの取材や交流を通じて「成功者には共通する3つの習性・習慣がある」ということに気付きました。

先ず1つめは『情報収集に貪欲であること』です。

成功者の皆さんは本当に勉強熱心です。そして皆さん、メモをよく取ります。
先日お会いした飲食店経営者のOさんは、都内に何店舗もお店を持っている成功者のひとりですが、取材の後の雑談で私がIT業界で今何が起きているかをお話したところ、おもむろにポケットから手帳を取り出してメモし始めました。彼は飲食業界の情報は勿論のこと、他業界の情報にもいつもアンテナをはって情報収集しています。そしてその情報を何か自分のビジネスに役立てられないかをいつも考えています。こうした“情報に対する貪欲さ”は成功者に共通した習性です。

2つめが『他人の話を素直に聞くこと』です。

成功者というとどうしても傲慢で「俺はこうやって成功させてきたんだ」とか、「俺の経験ではその話はちょっと違うな」といって他人の話に耳を貸さないイメージがあるのですが、実は全く逆で、成功者の方ほど素直に他人の話を聞きます。彼らは素直に話を聞くことで、自分が持っていた常識を変えてくれたり、その話の中で何か一つでも自分のビジネスに役立つ情報を得ようとしています。自分の考えに固執しない柔軟さも成功者の共通した習性です。

そして3つめが『良いと思ったことは先ず行動してみること』です。

彼らの成功者になるまでのプロセスを聞くと、必ずこの話が出ます。そしてこれが一番大切なことだと共通しておっしゃいます。
当然ながら彼らは最初から成功者ではありません。多くのビジネスパーソンと同様に、未来の成功を夢見て数々のビジネス書を読んだり、成功者のセミナーに行ったりしたそうです。
では何故彼らだけが成功できたのでしょうか。私の疑問に対して皆さんは口を揃えてこう言います。「行動したか、しなかったかの違いです」。
ビジネス書やセミナーでは、成功するためのヒントを沢山得られます。でも大半の人達は「いい話が聞けたなぁ。」で終わってしまいますが、成功者の皆さんは「じゃあ俺も真似してやってみよう!」と思って行動したそうです。恐らく彼らは行動の第一歩を踏み出すか踏み出さないかが、成功するかしないかを分けるということに気付いていたからでしょう。
そして今も「良いと思ったことは先ず行動してみる」ということを皆さん習慣化しています。

ほんのちょっとしたことでも行動すること、それが成功するための大切な習慣であるならば、私達もやらない手はないですよね。
“じゃあいつやるか、今でしょう!”

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NTTドコモの苦戦が続いています。ライバルのKDDI、SoftBankが好調に契約者数を伸ばす一方で、NTTドコモは純減。MNP転出超過が止まらず、他社の草刈り場となっている様相です。
苦戦の原因として「NTTドコモはiPhoneを売っていないから」という意見もありますが、果たしてそれだけが原因なのでしょうか。

かつてNTTドコモが携帯市場の圧倒的ガリバーだった頃、通信キャリア選択重視ポイントをアンケート調査で聞くと、「通話エリアの広さ」「通話品質の良さ」「会社としての信頼感」が上位に挙げられ、結果としてNTTドコモを選択するという構図でした。
しかし、時代の変化とイノベーションの進化により、物性的な面での通信キャリア間の明確な差異性がなくなり、逆に「親しみやすさ」「先進性」「時代をリードしている感じ」といった情緒的な要素が通信キャリア選択に大きく影響を与えるようになってきました。

スマホで急激に売上拡大させたSoftBankをみても、CMに登場する犬のお父さんはきっと多くの消費者にSoftBankの親しみやすさや斬新さを感じさせる効果があったでしょうし、iPhoneを売っているということも時代をリードしているイメージを作り上げる上で極めて有効に作用したのだと思います。

一方でNTTドコモのCMは相変わらず「ドコモダケ」ですね。
「ドコモダケ=古き良きケータイ時代のシンボル」と感じてしまうのは私だけでしょうか。
スマホの販売比率が8割を突破したという完全スマホ時代に、ケータイイメージを引きずったドコモダケは何ら新しさやワクワク感を感じさせてくれません。

スマホの利用が音声通話・要件電話からLINEやFacebook、音楽、動画、アプリなど私達の日常をワクワクさせてくれるものに大きくシフトしている中で、通信キャリアもワクワクさせてくれそうなキャリアを選びたいというマインドは今後より強くなってくるものと思います。

あくまで広告コミュニケーション戦略上の視点ではありますが、NTTドコモの復活は先ずはドコモダケから離陸することがポイントなのかもしれませんね。

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「ビジネスの本質とは何か」を気付かせてくれたお二人をご紹介したいと思います。

ひとりはステッキ・アーティストの楓友子さんです。
大学4年の時に交通事故に遭い、杖が手放せなくなった楓友子さん。
20代の彼女はお洒落をしたい年頃。しかしいくらバックや服でお洒落をしても友人から「そんな杖しかないんだ」と同情され、悲しくなったそうです。
確かに市販されている杖は高齢者向けの地味な柄や色ばかりで、お洒落とは程遠いものばかり。「杖とは頑丈で使いやすければ良い」という“常識”には、「お洒落な杖」という概念は入り込めなかったのでしょう。
そこで楓友子さんは「世の中に無ければ自分で作ればいい」と思ったそうです。
そして2011年11月に、クリスタルなどで飾り付けたステッキを独自ブランド「Knock on the DOOR(ノックオンザドア)」としてインターネットで販売するようになりました。
その結果、障害者や高齢者から「お洒落しての外出が楽しくなった」と好評を得ているそうです。

もうひとりは医師の藤元流八郎さんです。
4年前に医師用白衣専門店「白衣ブティック」を開業しました。
開業のきっかけは大学病院でファスナーつきの白衣を着た医師を見かけたこと。そこで彼は「激務の医師にとって、仕事に支障のない範囲のおしゃれはモチベーションを上げる小道具になる」と思ったそうです。
しかし、一般的に白衣は昔ながらのデザインが中心。ここでも「白衣はこういうもの」という“常識”が強く残っていたのでしょう。
意を決して自分で「白衣ブティック」を開業しました。店内には赤、黒、緑に、柄物や細身型…色も形も違う100種近い「白衣」が並んでいます。噂を聞きつけて、北海道や沖縄から買いに来る医師も現れたそうです。

おふたりに共通しているのは「手垢のついた常識にとらわれず」「なければ自分でやる」という強い意志です。そして、諦めていた人達のニーズを満たしてあげることで「新しい笑顔を生み出した」ことでしょう。

どんなに小さなビジネスでも、どんなに小さな変革でも、それによって笑顔になる人がひとりでも生まれるなら、それはとっても意味のあるビジネスなんだということを、おふたりのチャレンジによって改めて気付かされました。

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最近、会社を定年退職した人達が、再就職せずに一国一城の主を目指して起業するケースが増えているようです。
まだまだ元気!自宅に篭もって庭いじりするような年ではない、でも、もう会社に縛られて仕事はしたくない、ビジネスの現場で刺激を受けながらやりたい仕事をしたい、できれば年金に頼らずお金を儲けたい・・・こうした思いが彼らを“起業”に駆り立てているのでしょう。
今年定年を迎える私の先輩のM氏も、先日の新年会の席で『俺も今までの経験を活かして何かビジネス始めようかな』と仰っていました。

こうしたシニア世代の起業を支援するサービスも登場しています。
例えば銀座セカンドライフという会社は、シニア世代の起業における相談や、ビジネスマッチング交流会の開催、さらにレンタルオフィスの提供などを行い、起業をトータルにサポートしている会社です。
この会社のレンタルオフィス事業の秀逸な点は、「銀座」という一等地にあるという点です。
会社をスタートさせたばかりの人達は自分でオフィスを構える余力が乏しいため、レンタルオフィスを利用することが多いのですが、この会社のレンタルオフィスを利用すると、いきなり自分の名刺の住所に「銀座」と入れられます。
『会社はどちらですか?』『銀座にあります』、こうした受け答えだけで大きな信用力が得られます。
スタートアップ時はこうした信用がとても重要です。なかなかツボを押さえたビジネスですね。

さて、シニア世代の起業に話を戻すと、確かに長年の会社人生で培った経験、ノウハウ、人脈は得がたいものであり、これからビジネスを始める上で非常に有益な財産でしょう。
しかし一方で若手起業家と比べてみると、体力的・気力的に瞬発力がない、今までの経験則が邪魔をして新しい時代の変化を見据えたチャレンジが出来難いといったマイナス面もあります。
つまり、シニア世代の起業家は「今を良くするビジネス」は得意ですが、「今までになかったイノベーションを創り出すビジネス」は苦手なのではないでしょうか。

わたしはシニア世代の起業を否定している訳ではなく、シニア世代は自分の得意な領域で頑張ることが成功のポイントだと思います。
また、むしろ「今を良くするビジネス=改善型」の方が、市場は見えているし、ビジネスモデルの根幹は既に消費者に認知されているわけですから、早期に売上につながりやすいと思います。
逆に「イノベーション創出型ビジネス」は今までに無かったものであるが故に、スタートしてから本格的需要期にさしかかるまでの時間と体力が必要です。
あの“グリー”や“食べログ”などがキャズムを越えたのはスタートしてから3年かかったそうです。

こうしたシニア世代の起業ブーム、どのようなビジネスが始まるのか、どのようなサービスを私達に見せてくれるのか、はたまた一過性のブームで終わるのか・・・
気付きマーケティング研究所では注意深くウォッチしていこうと思います。

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